ガイアの夜明け 8月19日放送を見ましたか?

ガイアの夜明け 「台頭するPB商品 ~“価格”を制するのは誰だ~を見た方はいらっしゃいますか?

原材料があがる中、消費者の低価格という要望に応えるための様々な取り組みが紹介されていました。10銭でも安くするための様々なトライアル、余分なコストを削減するための追求、どれもが素晴らしいものだと思いました。

その一方で、悲しくなりました。
私は、各地の生産者の方と話をしています。それぞれの方が、食の安全安心、そしてよりよい味を求めてどれだけの努力をしているかを知っています。これらの生産者の方が、この番組を見たら、やはり、悲しくなると思います。

良いモノを安く。それは、もちろん、求められることです。
ですが、良いモノを作り続けるための体制をどのように構築していくか、それを持続していくか。そのビジョンがないままに価格だけを追求するというのでは、中長期的には、食文化どころか食そのものが無くなるのではないでしょうか。

2050年には90億を超えるという世界人口。今の食糧事情を考えれば、その時点では、物理的に食べ物がたりません。飢える人が出てきます。そうなったとき、食糧は輸入できるのでしょうか。出来るわけがありません。

今、世界中で、食の囲い込みが始まっています。その中で、我々は、何をすべきなのでしょうか?

それを考えさせる番組でした。