情報技術の価値
GWは、家には居ましたが、ずっと仕事でした。既に提出しましたが、GW明けまでにまとめなければならないものがあり、それにかかりきりでした。
その合間を縫って(そういうことをしているから、仕事が遅いのでしょうが。。。)、いくつかテレビ番組を見たり、書籍や雑誌を見たりしていました。特に、自分自身が、最近は、農水産物の生産加工工程にどのように情報技術を活用するかという点に、非常に注目しておりますので、その関係の情報に、なるべく触れるようにしていました。
多くの番組や雑誌などで取り上げられているのは、
「良いモノを高く売る仕組みを作るという事は、今まで困難であったが、可能になった。これで、農家もやる気が出る」というような話です。これは、確かに素晴らしいことだと思います。きちんとしたインセンティブを与えるという事は、日本の農水産産業の現場では、不足している点だと思います。
ただ、気になる点は、「この傾向が、あまりに重要視されすぎていないか?」という点です。生産者側に取ってみれば、良い品を高く売れると言う環境が提供されるのは重要です。しかし、残念なことに、商品者の中のごく一部を対象としたものでしかありません。
私が危惧するカテゴリーの一つが、学校給食等です。コストが重視されるから、高付加価値の水産加工物は使えません。使われるのは、多くの消費者が、自宅での使用は忌避している、アジアの特定地域の農水産物です。同じ事は、例えば、自衛隊もそうでしょうし、それ以外にも、公の立場が関係する多くのところが、やむを得ず、危険かもしれない原材料を使用しています。
情報技術は、この現状を変革できる可能性を、持っていると思います。
実際に、農作業の現場、あるいは流通に携わっている人ならば想像出来ると思います。ごくごく限られた領域に、きちんと情報技術を適用することで、状況は大きく改善するのではないでしょうか。
ただ、残念なことに、従来からの取り組みは、可能性を活かしていないばかりか、狭めている状況です。担当者レベルでは何をすべきか判っていても、事業としての目的が予め定められており、変更できない場合がほとんどです。国内各地を見てきて、本当に、悲しいと思う状況が多数存在しています。
私自身は、今年度、個人的でも、なんとか、この状況を修正するような取り組みを進めたいと思っています。詳細をここで記述することは、ご一緒させていただいている方々にご迷惑をおかけするので記述しないことをお許しください。
とにかく、情報技術の価値というのものを、もう一度、考えなければ行けない。特に、農水産業の現場に携わっていると、その点を痛感します。
- 日時:2008年05月10日 22:43
- in 雑感

