生きていることの科学
「生きていることの科学 生命・意識のマテリアル」(講談社現代新書).
昨年出版された、郡司ペギオ-幸夫さんの書籍である。
郡司さんの本は、大変難解なのだが、この本は、仮想的な対談形式となっており(私自身の著書のような、実際に二人が対談しているわけではなく、仮想的に、2人の対談形式で話を進めることで、わかりやすく話を進めている)、彼自身の思考の一端に容易に触れることができる(ように感じられる)。
哲学書と敬遠せずに、IT業界の方々にも是非呼んでほしい書籍である。
この本で、郡司さんが主張していることは、「マテリアル」という概念で、物事を捉えるということである。
この、ある種、トップダウンでのアプローチが、従来のIT業界で取り組まれてきた、機能の積み上げによるシステム設計・構築というボトムアップアプローチの閉塞感を破るものになるのではないだろうか。
「手触りのあるプログラム」という事を、改めて、考えてみよう。
- 日時:2007年08月03日 23:21

